〈内臓脂肪〉
内臓脂肪が燃えにくい原因として、タンパク質、鉄、ビタミン、ミネラル、カルニチン
の不足が考えられます。
身体は主にタンパク質と水でできています。
このタンパク質が不足する事で、脂肪燃焼機関が働かなくなり、脂肪燃焼は進まなくなります。タンパク質不足のまま糖質制限などを行うと、栄養失調の状態になり、痩せないだけでなく、体調不良を引き起こす原因ともなります。
鉄不足は、以前にも投稿しましたが脂肪燃焼に深く関わってきます。
日本人は慢性的な鉄不足な状態で、うつ症状や生活習慣病の方の多くは鉄不足と言われています。
外国は小麦に鉄分の添加が義務付けられていたり国策で鉄分不足対策をしていますが、日本の摂取量や血液検査の基準はアメリカの約半分であったりと、慢性的な鉄分不足にほぼ国民全体がなっていると言えます。
脂肪燃焼や筋肉の合成にはビタミンB群、C群の摂取は欠かせません。
しかし、ビタミンも貯めておけない栄養素なので、毎日の積極的な摂取が必要となります。
マグネシウムと亜鉛は、脂肪を燃焼してエネルギーにする回路に必要となるため、不足すると燃焼が進まなくなります。
カルニチンも脂肪が燃焼するためには、上記の栄養素同様、必須の栄養素です。
積極的に運動してもなかなか効果がついてこない、体調不良はひどくなる、という方はまず栄養不足かを考えられてもいいかもしれません。
しっかり栄養を摂取して、健康的に身体を整えた上で、運動をしていきましょう!